こんにちは！
千葉県船橋市に拠点を置き、電気工事や空調設備の自動制御・計装工事などを行っている有限会社桂電工です。
計装工事を行うには資格が必要になるため、未経験の方には入社後に計装士の資格を取得していただくことになります。
そこで今回のコラムでは、計装士の資格内容について具体的にご紹介します。
計装士とは
計装とは、工場の設備やプラント、ビルなどの設備に関する管理を中心に、効率化と省力化のための設備運営を意味しています。
建物の建設が完了した後に、その建物の運営がスムーズに行えるように、計装制御機器の品質や安全の確保と、省エネルギー化、省資源化を取りまとめているのが計装士です。
計装士は日本計装工業会が実施する試験に合格することで与えられ、1級と2級の資格に分かれています。
受験資格
計装士の試験は、誰でも受験できるわけではありません。
2級については2年以上の実務経験が必要で、1級の場合は5年以上の実務経験が必要です。
しかし、2級を所持している場合には、4年6ヵ月以上の実務経験があれば受験可能です。
試験では学科試験と実地試験が行われますが、例えば学科試験のみに合格した場合には、次年度とまた次の年度において学科試験が免除されます。
資格の維持について
計装士の資格を維持するためには、5年毎に行われる技術維持講習を受講する必要があります。
講習は全国9地区9会場で行われるほか、オンラインでも複数回開催されています。
もし受講しなかった場合には、登録が抹消されることになるため、注意しましょう。
計装士の資格は、1度取得すれば維持をする過程はそれほど難しくないため、積極的に挑戦してみてください。
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