こんにちは！
千葉県船橋市を活動拠点に、同県内や各地にて電気設備工事や計装工事、空調設備の自動制御工事などを承る、有限会社桂電工です。
電気工事の現場において受変電設備を取り扱うことが多くありますが、この設備がどれくらい使用できるかご存じでしょうか？
そこで今回は、受変電設備における耐用年数をご紹介します。
電気工事の経験者は、知識として改めてチェックしておきましょう。
受変電設備とは
受変電設備とは、発電所でつくられて変電所を通って送られてくる高圧電力を、実際に使用するレベルの電圧まで変換する設備です。
主に工場やオフィスビル、大型商業施設などの大量の電力を消費する設備に設置されています。
その一方で、一般的な戸建て住宅などには、受変電設備は必要ありません。
受変電設備の種類
受変電設備には大きく分けて、キュービクルとオープン型の2種類があります。
キュービクルとは、変圧器や制御装置などの設備一式を、金属製の箱の中に全て入れている設備です。
そしてオープン型は、フレームパイプなどで基礎がつくられており、その中に設備一式を入れています。
オープン型はキュービクルと比較するとデメリットが多いため、安全のためにもキュービクルに変えているケースが多いです。
耐用年数
受変電設備の耐用年数は、メーカーなどにもよりますが、基本的には30年ほどです。
耐用年数にはJIS規格に基づく法定耐用年数と、物理的な寿命で判断する実用対応年数の2種類があります。
ほとんどの場合では、実用耐用年数は法定耐用年数よりも長いため、法定耐用年数を過ぎても数年間は使用することが可能です。
受変電設備は部品が1つでも故障してしまうと全てが使用できなくなってしまうので、故障した部品から取り替えていくのが主流です。
突発的に設備が止まることがないように、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
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