こんにちは！
千葉県船橋市を拠点に、電気設備・空調設備に伴う電気工事を手掛ける有限会社桂電工です。
「計装工事の仕事に必要な資格ってあるのかな？」「計装工事の仕事にどんな資格が役立つのかな？」という疑問もありますよね。
そこで今回は、計装工事に関わる資格について、ご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
計装って？
計装の「計」は計測器、「装」は装備のことを意味しています。
計測器を装備する仕事をする人を計装士といいます。
計装士は、製鉄や石油化学、ガスなどの工場、オフィスや病院、学校、ホテルなどに、適切な計測機器、制御機器、監視制御装置を計画して装備、運転管理する一連のシステム全般に関わる役割を担います。
計装士の資格って？
「計装士」は、一般社団法人日本計装工業会が認定する民間資格です。
計装士試験に合格することで「計装士」として登録ができ、自動制御機器などの計測器取り付け工事や関連する配線・配管工事の設計や監督を行うことができます。
計装士試験は、建築施工会社や電気設備会社などの計装工事を行う会社での実務経験がないと受験できません。
そのため資格取得には、まずは現場で経験を積み、業務全体の流れを把握することが必要です。
計装士の資格は1級と2級に区分されています。
受験資格
・1級
計装工事の設計・施工の実務経験5年以上（うち指導監督的実務経験年数1年以上）
・2級
計装工事の設計・施工の実務経験2年以上
試験内容
計装士試験は学科試験と実地試験があります。
8月下旬に学科試験、12月中旬に実地試験が行われます。
学科試験では、計装一般、計器、計装設計、検査と調整、(1級では工事の積算が追加）、工事施工法、安全衛生、法規が範囲とされています。
実地試験では、工事計画、材料並びに製品の判定、計装設計、計装工事設計、制御ロジック、検査調整、安全衛生、計装工事材料積算・計装工事工数積算が範囲とされています。
範囲が同じものについては、1級と2級で難易度が異なります。
合格後の更新について
計装士登録証の有効期間は5年間です。
更新のためには、更新講習の受講が必要です。
更新を行わなかった場合は、登録が失効するため、注意しましょう。
受講当日は、計装士登録証の持参が必要です。
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